食品に関する放射能の情報を掲載しています。
色々な食品に含まれる放射能のレベルや食品とともに体内に取り込まれた放射能の影響を評価するための預託実効線量を確認することができます。
データの利用に関してはサイトポリシーをご確認ください。
食品の放射能濃度
食品に含まれる放射能のレベル(放射能濃度)を確認することができます。
詳細なデータは環境放射線データベースにて検索してください。
データ相関図
この図は、いろいろな食品中のストロンチウム90(Sr-90)とセシウム137(Cs-137)の濃度の相関を表したものです。
この図から植物性の食品では、Sr-90とCs-137は1対1かSr-90が高い傾向がありますが、反対に動物性の食品ではCs-137が高い傾向があります。
データプロット図
この図は、いろいろの食品中のストロンチウム90(Sr-90)とセシウム137(Cs-137)の濃度を表示したものです。
赤で示すデータ(2003年)は、青で示すデータ(1989~1998年)よりも低い傾向が見られます。これは、1980年まで行われた大気圏内核爆発実験や1986年の旧ソ連チェルノブイリ原子力発電所事故に伴い放出されたSr-90とCs-137が、時間の経過に伴い減少していることを示しています。
食品から受ける放射線量(預託実効線量)
自然界に広く存在する放射性物質は食品にも含まれます。
食品を摂取することにより、放射性物質は人体の組織に取り込まれます。日常生活においてもわずかですが、人体は体内から放射線を受けています(内部被ばく)。
ここでは、体内の放射線から人体がどの程度影響を受けているかを評価するための基準である預託実効線量について説明しています。