日本の環境放射能と放射線

基礎知識を学ぶ


Q&A[基礎編]
 
Q9 一般環境の放射能調査は、どのような試料を対象に、どこの機関が行っているの?
Q9 一般環境の放射能調査は、どのような試料を対象に、どこの機関が行っているの?
一般環境の放射能調査は、文部科学省を中心に関係省庁や独立行政法人などで実施しています。 文部科学省では、全国47都道府県の協力を得て、雨水、土壌、精米、野菜、牛乳や日常食などの環境試料について、ストロンチウム90 やセシウム137 などの分析を行っています。 関係省庁などは、それぞれの特徴ある専門分野での調査を実施しています。例えば、環境省は離島における空間線量率を、防衛庁は高空の大気浮遊じんを、水産庁は海産生物を、 気象庁は大気浮遊じんや海水を、海上保安庁は海底土などを調査しています。これらの調査結果は、昭和34 年(1959 年)から毎年開催されている文部科学省主催の環境放射能調査研究成果発表会に おいて環境放射能調査研究成果論文抄録集として配布されています。 また、本ホームページ「日本の環境放射能と放射線」の「環境放射線データベース」でも見ることができます。さらに、そのデータを用いて経年変化などの作図をすることもできます。 これとは別に、米国の原子力艦が横須賀港、佐世保港、沖縄の金武中城港への寄港に係る調査として、文部科学省が水産庁、海上保安庁、横須賀市、佐世保市や沖縄県の協力を得て、 空間線量率や海水中の放射線計数率を測定するとともに、出港時の海水と海底土などを採取し、分析を行っています。 これらの結果も、「日本の環境放射能と放射線」の「環境放射線データベース」において、見ることができます。
(左)第45回環境放射能調査研究成果発表会(右)環境放射能調査研究成果論文しょうろくしゅう