日本の環境放射能と放射線

基礎知識を学ぶ


Q&A[基礎編]
 
Q3 自然に存在する放射性物質とは?人工放射性物質とは?
Q3 自然に存在する放射性物質とは?人工放射性物質とは?
地球誕生以来、ずっと存在していて、今も放射線を放出して壊変している放射性物質があります。これらを自然に存在する放射性物質と呼んでいます。 代表的な自然に存在する放射性物質は、ウラン238、ウラン235、トリウム232 や、ウラン238 が壊変して生成したラジウム226、ラドン222 などがあります。 ウラン238、ウラン235、トリウム232 が今でも残っているのは、これらの放射性物質が壊変して、原子の数が半分になる時間、これを半減期と呼んでいますが、 その半減期が、それぞれ、45 億年、0.7 億年、140 億年と、地球の年齢46 億年に比べて今も残れる年数だったからです。 これとは別に、人間が作り出した放射性物質があります。人工放射性物質と呼んでいます。例えば、1980 年まで行われていた大気圏内核実験において、 ウランやプルトニウムの核分裂で生成した人工放射性物質であるストロンチウム90 やセシウム137 は、今も一般の環境に残っています。